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「わたしメッセージ」ってご存知ですか？

子供が親にとって問題だなと思える行動をとった時に親自身の懸念をはっきりと子供に説明します。

そのときのメッセージは自分に関することなので「わたしメッセージ」と言います。

このとき、親が困難と感じている子供の特定の行動を五感がもとになることばで表して、多くの情報を子供にあげてください。

例えば、「協力してほしい問題があるんだ。あなたが今朝３０分遅く起きたとき、あなたが遅れずに学校へ出かけられるように、いろいろなことをこなすのにバタバタしてしまった。お母さんは焦る状況は好まないんだ」と伝えます。

ここで注目したいのは「わたしメッセージ」は子供よりもむしろ「私に」向けて起きた問題について語られていることです。

親が感じている問題を解決するために子供がしなければならないことを伝えるのではありません。

親が、起こってほしいと思うことを実現するチャンスをもっと大きくすることが目的です。

つまり、子供がちゃんと耳を傾けてくれるように、親が変えたいと思っていることを伝えることが大きな目的なのです。

子どもを叱るとき、ほとんどの子供は親の話を聞いていません。
まずは話を聞いてもらう状況を作る必要があるのです。