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2019年05月09日 木曜日 １００００人に１人 （ 高嶋の独り言 ） |
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▲長すぎた１０連休（笑）も終わり、「やらなきゃ！」「始めなきゃ！」という４月初めの気持ちも薄らいでくる頃です。作家の中谷彰宏さんの言葉によれば、「やりたい人１００００人、始める人１００人、続ける人１人」。つまり、やろうと思っている人の中で始める人は１００人に１人ということ。さらにそれを続けられる人は始めた１００人の中のたった１人で、その１人だけが自分の夢を叶えられる可能性がある人だというのです。僕はこの言葉を目にして、惜しくも引退してしまった元メジャーリーガーのイチローが頭に浮かびました。▲よく、どうしたら数学がわかるようになるかとか、成績が伸びるかという相談を受けますが、そのほとんどが何にもやっていない人たちです。何を使ったらいいのかとか、塾へ行ったほうがいいのかとか考えてはいるのですが、行動に移せていません。また、勉強の方法なんかはもう知っている！と頭の中だけで満足してしまい行動を伴っていないこともあります。とにかく、まずは我流でもいいから始める人になることです。▲始めるにあたって大切なことがあります。それは自分を分析すること。自分に欠けていることは何なのかを真剣に考えて、書き出してみてください。特に受験生は志望校に合格するために生活習慣のこと、勉強方法のこと、教科の苦手分野のことなど何が不足しているのかを自覚するのです。思いつかない場合は先生に相談し、ヒントをもらうと良いでしょう。▲そもそも何のために今、それを勉強しているのか、自分のどんな不足を補うために塾に通っているのかが漠然としている人が多いです。それじゃいつまでたっても変わらないし、続けることなんてできません。始める人は自分を正しく分析し、弱点を知る人であり、続ける人はその弱点を埋めるために計画し、埋めた達成感を味わう人です。もちろん、先にある大きな目標や夢があれば、ますます続けられるでしょう。君が１００００人に１人の人になるのです！ |
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高嶋克則 |
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